学生向けクレジットカードについて知っておきたい基礎知識

■クレジットカード作成に必要な学生の年収は?

大学生がクレジットカードを作るにあって特に気になったり困ったりする点は年収に関するものだと思います。クレジットカードの申し込み時には年収の記載が必要となりますし、「いったい何を記載したら良いのか」とか「これぐらいの年収でクレジットカードなんて発行できるのか」といった悩みがつき物だと思っています。そんな悩みが一つでも解決するように今回は学生の年収に関する疑問をご説明していきましょう。

まず、社会人とは異なり学生のアルバイトの場合には毎月の収入が定まりにくいという問題があると思います。また、バイトを1年以上続けているかによってどれぐらいの収入が発生するのか見込めたり見込めなかったりもするでしょう。またアルバイトも前述のように長期で続けられるものから短期のものまで幅広く存在しており判断が難しいところではあると思います。
一般的に学生の年収といえばアルバイトから得るものだと考えられています。そのため1年以上同じアルバイトをしているのあれば、そこの年収を記載しておけば問題ないと思います。他に定期的な収入があるのならば追加しておいても良いと思いますが、年収を過大に申告するとクレジットカード会社に良い印象は与えませんので必要以上に多く書く必要もありません。年収に関わらず学生向けのクレジットカードは初期では限度額が小さいこともあり、そこまで大きな差が生まれるとは考えにくいからです。

1年未満のアルバイト経験や勤務先を変更した場合にはどのように年収を記載すればよいか難しいと思います。同じ勤務地で働き続ける見込みがあるのであれば純粋に一ヶ月の収入を12倍したものを年収としてクレジットカード会社に申請すればよいと思います。ここも1年以上のアルバイト時と同様に必要以上に多く見せる必要はありませんので、過度に気にすることも無く一定の収入が保てていることを示せればよいでしょう。

他に収入として考えられるものは単発のアルバイトと仕送りといったものでしょう、単発のアルバイトはその金額自体を年収に盛り込むのはいいと思いますが、発生するかどうかが不安定な場合はあまり仮定で計算することはおすすめできません。それに対して、仕送りは一定の金額を決まったペースで送ってもらうことが一般的ですので年収の一部と扱っても良いでしょう。

学生の年収に関する考えはクレジットカード会社によってことなる部分もあります。必要以上に大きい金額を書くことの無いようにすることも大切でしょう。

■学生向けクレジットカードは卒業後どうなる?

学生向けクレジットカードは、一定の期間を過ぎると会員資格を失うものがほとんどです。
在学中だけ持てる、20代のうちだけ持てるといった条件が付いているためです。
学生向けクレジットカードを、一生使う…ということはできません。

学生向けクレジットカードを発行た場合、卒業後はどうなるの?!と心配になる学生も多いでしょう。
社会人になったらまた申込をして、審査通過をしなければならない…となると面倒ですよね。
審査に落ちてしまう可能性もありますし、社会人になったらクレジットカードをが使えなくなるかもしれません。

学生向けクレジットカードで卒業後など会員資格を失ってしまったときは、自動的に一般のクレジットカードに切り替わるのが普通です。
たとえばライフカード学生専用なら、ライフカード一般に切替えとなります。
楽天カードアカデミーは、楽天カードに切替えとなります。
学生向けクレジットカードは社会人になっても、クレジットカードを使う続けることはできるのです。

ただ必ずしも、自動的に一般クレジットカードに自動切替となるわけではありません。
切替時は審査がありますので、問題があるとそこで会員資格を失うことになってしまいます。
支払いが何度も遅れる、支払いが滞っている、クレジットカードの会員規約に違反する行為を行った(クレジットカードの現金化など)といった行為があると、一般のクレジットカードは発行されない可能性が高いです。
ずっとクレジットカードを使い続けたいのであれば、優良会員となるように学生向けクレジットカードを使うようにしましょう。

そして切り替わった一般のクレジットカードは、これまでの学生向けクレジットカードと同じように使えるとは限りません。
年会費が有料になってしまったり、付帯保険がなくなってしまったり、学生向けクレジットカードよりも使いにくくなってしまうこともあります。
場合によっては新しいクレジットカードの発行を考えた方が良いでしょう。
特に年会費が有料になってしまうときは、持ち続ける価値があるかよく検討するのがおすすめです。
年会費無料クレジットカードを、新たに発行した方がお得になるかもしれません。
学生向けクレジットカードで利用実績を積んでいれば、一般のクレジットカードの審査では有利になります。
利用金額は少なくても毎月利用と支払いをくり返していれば、クレジットカードの使い方が良いとして審査に通りやすくなるでしょう。

■学生がクレジットカードを紛失したら

クレジットカードを持ったら、失くさないようにすることが大切です。
どこかに置きっぱなしにしたりせず、いつでも携帯するようにしましょう。
クレジットカードをなくしたら生活できない!という学生も少なくはないと思いますので、大切に保管してください。

それでも紛失してしまった、盗難されてしまった…ということはあるかと思います。
そのうち出てくるだろうと、のんきに構えていてはいけません。
まずはクレジットカード会社に、紛失届をだしましょう。
クレジットカード会社のデスクに電話をして、クレジットカードを紛失した旨を伝えます。
そうするとクレジットカード会社は、クレジットカードの利用停止措置をとってくれます。
第三者が使えなくなりますので、不正使用の被害を防止することができます。
そして警察にも届出をしておきましょう。

クレジットカードが利用停止になったら、新しいクレジットカードが発行されます。
このとき注意をしたいのは、これまでとクレジットカード番号が異なることです。
公共料金の支払いなどに使っていれば、クレジットカード番号の変更手続きをしなければなりません。
またインターネットショッピングサイトなどに登録してあるクレジットカード番号も、変更しておきましょう。
そのままにしていると支払いができなく、公共料金が未払いになってしまう可能性があります。

クレジットカードを紛失した後、利用明細書をよくチェックすることも大切です。
もしかしたら、誰かに不正使用されているかもしれないためです。
身に覚えのない利用があれば、クレジットカード会社に問い合わせをした方が良いでしょう。
不正に使われていたときに、学生が被害額をすべて負担するのは大変でしょう。
学生は利用限度額が低いといっても、限度額いっぱいまで使われては支払いができない…となるのではないでしょうか。
紛失時のことを考えると、クレジットカードを作るのは怖い…と思う学生もいるかもしれません。
しかし不正使用時の被害額は、自己負担をしなくても良いのがクレジットカードです。
不正使用と認められれば、クレジットカード会社が被害額を負担してくれるのです。
これなら学生でも、安心してクレジットカードを使えるでしょう。

ただクレジットカードの管理を怠っても良いわけではありません。
所有者の大きな過失でクレジットカードを紛失し不正使用された場合は、クレジットカード会社が補償をしてくれないこともありますので注意をしてください。

■クレジットカード利用時に学生が注意したいこと

クレジットカードは学生にもおすすめです。
クレジットカードを持っていると、「あって良かった!」と思う場面もあるでしょう。
ただクレジットカードを使うにあたり、注意点もありますので覚えておいてください。

・計画的に使う
クレジットカードは便利だから…と、無計画に使うのはやめましょう。
クレジットカードを使ったら、それで終わりというわけではありません。
支払いが待っていることを、忘れる学生が多いので注意が必要です。
支払いができないほど使ってしまうと、延滞、滞納となりクレジットカード会社への信用を失ってしまいます。
クレジットカードの支払いが遅れると、クレヒスにキズが付いてしまう問題も発生します。
ブラック扱いとなり将来クレジットカードを発行できない、ローンを組めない…ということになってしまいます。
学生時代にクレジットカードの使い方が悪かったばかりに、何年も金融商品を使えなくなってしまうのです。
クレジットカードは、必ず支払えるだけを使う用にしましょう。

・貸し借りをしない
学生で多いのは、友達同士でクレジットカードを貸し借りする行為です。
仲が良いからいいかと、軽い気持ちで貸し借りをしてしまうようです。
しかしクレジットカードは、名義人しか使うことができません。
他人に使わせることは禁止されているのです。
もしクレジットカード会社に知られると、利用停止になってしまうこともあるのでやめましょう。
また信用している友達でも、不正に使われる…という危険性はあります。
後で支払うからと言いながら、支払いをしてくれない可能性もあるでしょう。
クレジットカードが原因で友達との関係が壊れることもあり、貸し借りをするのはやめましょう。

・クレジットカードの現金化をする
クレジットカードの現金化は、手っ取り早く現金を借りる方法として使われています。
インターネットなどに広告を載せている業者もあり、それを見た学生が軽い気持ちで利用してしまうこともあるようです。
クレジットカードの現金化は、ショッピング枠で業者が指定した商品を購入し、それを業者が現金で買い取りをします。
これでカンタンに現金を手にできるわけです。
しかしこれは、クレジットカード会社が禁止をしている行為です。
法律すれすれの行為で、もしばれるとクレジットカードの会員資格を失う可能性が高いでしょう。
甘い言葉でクレジットカードの現金化を促す業者が多いですが、騙されないようにしてください。

■クレジットカードが向かない学生とは

クレジットカードは、あると便利なものです。
学生でもクレジットカードを持つのはおすすめです。

しかしクレジットカードが、向いていない学生もいます。
当てはまる学生は、クレジットカードを発行しない方が良いかもしれません。

・お金をいくら使ったかわからない
クレジットカードを使ったら、支払いをしなければなりません。
そのため自分が支払える範囲内で、使う必要があります。
もし今クレジットカードをいくら使っているのかわからなかったらどうでしょう。
どんどん使ってしまい、支払える能力を超えてしまう可能性が大きくなります。
お金に余裕がありいくらでも支払える!という学生ならそれでも良いですが、そんなケースは稀でしょう。

クレジットカードを使ったら利用明細を保管し、常にどのくらい使ったかを把握しておくようにしてください。
それができないと、クレジットカードは向いていない…となってしまいます。

・ストレスが多い
たくさんの不満があると、買い物をしたくなる人は多いもの。
ストレスがたまるとクレジットカードで買い物をしてしまう…というケースは少なくはないようです。
現在は人間関係、就活、学校など、ストレスを抱えていない学生はいないと思います。
しかしあまりストレスが多い学生は、クレジットカードを使いすぎる危険性があるのです。
ストレスを解消する方法を見つけてから、クレジットカードを持った方が良いかもしれません。

・欲しいものが我慢できない
誰だって欲しいものの一つや二つはあるでしょう。
欲しいものは必ず手に入れたい!という性格の人は、クレジットカードを使いすぎてしまう傾向にあります。
身の丈に合わない高額なものを購入してしまったり、あれもこれも…と購入してしまうのです。
欲しいものを我慢できないなら、クレジットカードは危険なものとなってしまうでしょう。

・リボ払いを使いたがる
リボ払いは毎月一定の金額を支払えば良く、支払いがしやすいです。
しかし利用分に支払い分が追い付かず、利用残高がどんどん高くなってしまいがちです。
リボ払いばかり使っていると、支払いができないほどの残高になってしまうことが多いのです。
学生におすすめなのは、一括払いです。
一括払いは支払い手数料もかかりませんし、利用残高が増え続ける…という心配はありません。
一括払いしか使わない、一括で支払えないものにはクレジットカードは使わないといったルールを決めるのが良いでしょう。
最初からリボに頼るつもりなら、クレジットカードは使わない方が良いです。