学生向けクレジットカードと審査の秘密

■審査はあれど学生名義のクレジットカードがおすすめ

学生は本人名義のクレジットカードではなく、家族カードを発行する方法もあります。
家族カードは親、子ども、配偶者など、家計を共にする家族に発行できるクレジットカードです。
本カードの利用状況に問題がなければ、家族カードはほぼ審査なしで発行できます。
審査落ちを心配する必要がなく、学生が簡単にクレジットカードを持てる方法でもあるでしょう。

ただ学生でも家族カードより、本人名義のクレジットカードを持つことをおすすめします。
本人名義のクレジットカードの方が、メリットがあるためです。

・クレジットカードの利用状況を知られない
家族カードの利用分は、本カードと一緒に請求されます。
利用明細を見れば、家族カードの利用状況は一目瞭然。
学生の場合は親にクレジットカードの使い方を、知られてしまうことになります。
いちいち親に知られると面倒なこともあるでしょう。
「こんなに使っているの?」
「こんなもの買ってるの?」
など、チェックされるとうっとおしいですよね
本人名義のクレジットカードなら、明細はもちろん自分宛てに発行されます。
審査はあれど、家族カードよりは気兼ねなく使えるでしょう。

・クレヒスを構築できる
家族カードを使っても、利用している家族のクレヒスが構築されることはありません。
支払いをしているのは本カード会員で、家族ではないので当然です。
本人名義のクレジットカードであれば、使えば使うほどクレヒスを構築できます。
学生のうちからクレヒスがあることにより、社会人になってからもクレジットカード審査に通りやすくなるでしょう。
ゴールドカードなど、審査が厳しいクレジットカードでも審査通過しやすくなります。
ローンなどの審査も有利になり、自動車ローンや住宅ローンを組みやすくなるメリットもあります。
ただクレジットカードで滞納や延滞などを起こしてしまうと厄介です。
ブラックとなってしまい、悪いクレヒスとなってしまいます。
ブラックはクレジットカード審査に通るのは難しいです。
自分名義のクレジットっカードを発行したら、延滞などを起こさないように使いましょう。

家族カードは審査がないのがメリットですが、学生は比較的クレジットカード審査に通りやすいです。
なので本人名義のクレジットカードを発行するのがおすすめです。
家族カードは何か問題がありクレジットカード審査に落ちてしまう、親が自分名義のクレジットカード発行に承諾してくれないというケースなどにおすすめです。

■学生がクレジットカード審査に通りやすい理由

学生はクレジットカード審査に通りやすいです。
若い世代を取り込みたいクレジットカード会社が多いためです。
しかしそうは言っても、貸し倒れが起きるのは困ります。
学生にどんどんクレジットカードを発行しても、支払いがされないとクレジットカード会社は大きな損をしてしまいますね。

貸し倒れリスクを減らすために、学生にクレジットカード会社が行っていることがあります。
それは利用限度額を抑えて、クレジットカードを発行するということです。
クレジットカードの利用限度額は、審査により決定されます。
返済能力が高く信用ができる人であれば、利用限度額は高くなります。
一方返済能力が低く支払いをしてもらえるのか不安がある人は、利用限度額は低く設定されます。
学生は収入がありません。
アルバイトをしていても高収入でお金に余裕がある!というケースは、考えにくいです。
クレジットカード審査では学生は返済能力が低いとされ、利用限度額を抑えて発行されるのです。
学生は最低だと5万円、うまく行って10万円程度となることが多いでしょう。

利用限度額が低ければ、もし支払いがされなくても損失は最小限に抑えられます。
利用限度額が10万円だったら、最高でも損失は10万円で済みます。
これが100万円の利用限度額なら、100万円の損失なってしまいます。
比較をすると利用限度額を低くすることで、貸し倒れのリスクを大きく減らせると言えるでしょう。

ただ返済能力が低い学生と言えども、5万円~10万円程度の利用限度額では足りない…ということもあります。
海外で使いたいときや、高額の物を購入したいときは、もっと利用限度額が高ければよいのにと思うでしょう。
クレジットカードの利用限度額は、依頼をすれば一時的に引き上げることがあります。
利用目的がはっきりしていれば、クレジットカード会社に引き上げを依頼していみましょう。
審査がありますのでからならず引き上げをしてもらえるとは限りませんが、クレジットカードの利用状況が良ければそれほど審査を心配する必要はありあません。

またクレジットカードの利用限度額は、最初の審査で決定された金額で固定されることはありません。
利用状況によっては、自動的に引き上げられることがあります。
学生時代は10万円までしか使えなかったけれど、社会人になったら50万円、100万円まで使えるようになったということもありえます。
使い続けることで、高額利用も可能となるでしょう。

■学生がクレジットカード審査に落ちる理由

学生はよほどのことがない限り、クレジットカード審査には通りやすいとされています。
特に学生向けクレジットカードは、学生ならほぼ審査通過は可能とされているくらいです。
しかし学生でも、クレジットカード審査に落ちることがあります。

近年多い学生のクレジットカード審査落ち原因となっているのが、携帯電話料金の未払いです。
携帯電話会社がクレジットカードを発行しているわけではないのに、何が関係あるの?と思うかもしれませんね。
実は携帯電話料金の支払い状況は、個人信用情報に記録されています。
携帯電話料金に含まれる携帯電話機本体が、割賦契約となっているためです。
高額なスマートフォンなんかは、2年で支払うケースが多いです。
俗に言う2年縛りというやつですね。
スマホの料金を24か月間の分割で支払っていることになり、個人信用情報機関に支払い状況が記録されるようになっているのです。

携帯電話料金の支払いが遅れると、個人信用情報に記録がされます
つまりブラックとなってしまうのです。
ブラックの状態でクレジットカードに申込みをしても、審査に通ることはできません。
学生向けクレジットカードであっても、ブラックの学生は審査に落ちてしまうことになってしまいます。

スマホの本体料金が高額になることにより、学生の料金未払いが増えているそうです。
国が注意喚起をしているくらいなので、相当数に上っているのでしょう。
学生にとってスマホななくてはならないものだとは思いますが、料金の支払いはきっちり行うようにしてください。

学生がクレジットカード審査に落ちるのは、借入が多いという理由も考えられます。
今は学生でも、簡単に消費者金融と契約ができます。
少額しか借りられないといっても、何度も借りると高額になります。
また複数社と契約をすれば、利用限度額も高くなってしまいますね。
気が付くと借金が膨れていた…、なんて学生もいます。

借入の金額や件数が多いと、学生向けクレジットカードでも審査に落ちてしまうでしょう。
学生は収入が少なく、返済能力が低いです。
そのれなのに借入があり、さらにクレジットカードを発行しても、すべて支払いができるとは思えません。
貸し倒れリスクが高いとなりますので、クレジットカード審査には落ちてしまうのです。
一般的には借入件数が3件以上あうとクレジットカード審査に落ちやすいとされていますが、学生がクレジットカードに申込みをするときは借入がない状態で行うのがおすすめです。

■仕送りで生活している学生のクレジットカード審査

学生はアルバイトをしておらず、無収入でもクレジットカード審査に通ることは可能です。
それでも年収は、ないよりあった方が審査に有利になると考える方が多いようです。
学生は親からの仕送りのみで、生活をしているというケースも少なくはありません。
仕送りを年収として申込をすれば、アルバイトをしていなくてもクレジットカード審査に通りやすそうと感じますね。
毎月定期的に仕送りはもらえるのですから、安定した収入になりそうな気もします。

インターネットなどで調べてみると親からの仕送りは年収に加算してクレジットカードに申込みをしても良いという説と、仕送りは年収とはみなされないという説の2通りがありました。
真逆の説があり、一体どっちが本当なの?!と混乱してしまいますね。
インターネット上はいろいろな情報が乱立しており、中にはあやしいサイトもあります。
しかしどれを信用して良いか、学生が判断するのは難しいでしょう。

どちらが本当なのか確かめるために、あるクレジットカード会社に問い合わせをしてみました。
その結果、仕送りは年収には含めないという答えが返ってきました。
仕送りは自分で稼いだお金ではなく、親の資力により出ているものです。
学生自身の資力ではないので、クレジットカード審査では年収に含めないということなのでしょう。
申込書の年収欄は自分で稼いだアルバイト代のみ、アルバイトをしていない学生ならゼロ円と記入しなければなりません。
学生は年収ゼロ円でも審査通過が可能なので、仕送り額を無理に加算しなくても良いかと思います。
クレジットカード会社の方も学生は仕送りがあることを想定して、審査を行っています。
無理に記載しなくても、審査にはそれほど影響しないのかもしれません。

ただクレジットカード会社により対応が異なるかもしれませんので、どうしても仕送りを年収に含めたい!という学生は、申込みをしたいクレジットカード会社に問い合わせをしてみると良いでしょう。
「仕送りは年収に入れて良い」との説があるのは、もしかしたら仕送りの年収に含めてもOKです、というクレジットカード会社があるのかもしれません。

ちなみに消費者金融などのカードローンも、学生が利用することは可能です。
消費者金融の審査では、仕送りは年収に含めないという対応をしているところがほとんどのようです。
なのでクレジットカード審査でも、仕送りは年収とみなさないケースが多いのではないかと思われます。

■学生卒業後のクレジットカード審査

学生専用のクレジットカードは、在学中しか使うことができません。
卒業してしまうと会員資格を失ってしまいます。
せっかく審査をクリアして発行したのに、卒業と同時に使えなくなってしまうのは残念ですよね。
別のクレジットカードに申込みをするにしても、審査通過できるか不安…となることもあります。

学生専用クレジットカードの会員資格を失っても、急にクレジットカードが使えなくなることはありません。
通常は卒業後は、一般カードに自動切替となるためです。
一般カードの切替時は一応審査はされますが、これまでのクレジットカード利用に問題がなければ発行されると考えて良いでしょう。
自動的に一般カードが手に入りますので、クレジットカードがなくて困る!という事態は避けることができます。

ただ学生専用クレジットカードと、一般クレジットカードは同じものではありません。
今まで使えていた機能が付帯していなかったり、年会費無料だったのに年会費有料になるというケースもあります。
卒業後はどのようなクレジットカードに切り替わるのかを、確認しておく必要があるでしょう。

学生時代は良いクレジットカードだと思っていても一般クレジットカードに切り替わったら、あまり魅力的に感じない…ということもあるかもしれません。
その場合は無理に使い続けなくても良いでしょう。
年会費無料クレジットカードなら使わなくても損はしないですが、年会費有料だと持っているだけでお金がかかってしまいます。
使わないなら解約を考え、別のクレジットカード取得を目指してみてください。
これまで学生専用クレジットカードを使っていれば、クレヒスは構築されています。
延滞などがないキレイなクレヒスであれば、どのようなクレジットカードでも審査は有利になります。
学生専用クレジットカードを使っていたおかげで、クレジットカード審査に通りやすいくなるでしょう。
審査がそれほど厳しくないクレジットカードであれば、発行できる可能性が高いです。

クレジットカードは解約をしても、特にペナルティはありません。
せっかく審査を通過して発行できたのにもったいない感じもありますが、出番がないのなら持っていても仕方がないでしょう。
ただクレジットカードの一部には、解約手数料が必要になるクレジットカードがあります。
学生向けクレジットカードだと、JCB CARD EXTAGEがそれに当たります。
入会5年未満で解約をしてしまうと、解約手数料がかかりますので注意しましょう。